不動産売却を成功させるノウハウNo.34
2021年06月10日
不動産会社選びで結果は変わる
今回はご自宅売却の「知恵」となり、またパートナーとして売却活動をしてもらう不動産会社の選び方についてお話しします。
最初に、結論となる「どんな不動産会社に売却を依頼すればいいのか?」の答えをいってしまいましょう。
それはズバリ「お客さんを大切にする不動産会社」です。
「どうやってそんな不動産会社を探すのか」については、次回以降ご説明します。
「高く売りたい」「早く売りたい」「気持ちよく売りたい」「いい買主さんに買って欲しい」…自宅を売るとき、売主さんはいろいろな希望を胸に抱いています。
ただし、自宅を売るという事は「買い手」あってのこと。
「市場の状況」にも影響されるため、自分の希望していた通りの結果にならないこともあります。
もちろん、希望通りに売ることが難しそうであれば「売るのをやめる」という選択肢もあるでしょう。しかし「売らなくてはいけない状況」の売主さんもいます。
そのとき、売却活動の1つひとつの工程、また、値下げの計画などについて事前にある程度、きちんとした説明を受けていれば、納得しながら売却を進められます。
売って後悔しないようにするには、事前にしっかりと説明を聞いて、「納得」して話を進めてゆくことが重要なのです。
「味方となり、親身になってしっかり話を聞いてくれる不動産会社」に売却を依頼することができれば、1つひとつのステップも納得しながら進められます。
例えば、売れないから値下げしなければいけないとき、「値下げの根拠」を明確に提示できる不動産会社や、契約内容について事前に細かく説明をしてくれる不動産会社を選んで、納得して後悔しない売却をしてほしいのです。
なぜ、ここまで何回も「後悔して欲しくない」と話をしているのでしょうか。
これには大きな理由があります。
例えば、売主さんが満足いくご売却をできなかったとき。
そのとき売主さんはこう言います。
「こんなに安くなるなら、こんな家を買わなければよかった」
売主さんは売却が自分の希望通りにいかなかったという結果を今の時点で後悔しているのではないのです。
後悔する結果をもたらした「家を買った十数年前の自身の選択」をも否定するのです。
逆に、素晴らしい結果を得た売主さんはこう言います。
「やっぱり、あのときこの家を買っておいて正解だった」
この差は天国と地獄です。
今現在における売却の結果は、売主さんが買った時点の「お客様自身の選択」にも影響を与えます。
「いい家だった」というのか「あんな家を買わなきゃよかった」というのかで、売った家での思い出まで大きく変えてしまうのです。
その為、不動産会社は大きな責任を負います。
「売り方と結果」で、お客様の家の思い出の一部をシロにもクロにも書き換えてしまうことがあるからです。
皆様にも「あの時この家を買っておいてよかった」といってもらいたい。
だからこそ、「味方となりお客様を大切にする不動産会社」に売却を依頼することを強調するのです。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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