中古戸建の内覧時のチェックポイント
中古戸建の内覧時のチェックポイント!
【部屋の向き】
日当たりはリフォームで改善できません。
時間帯によって日差しの方向は変わるので、磁石で方位を確かめ、間取り図に書き込みましょう。
【風通しと眺望】
風が通らないと湿気がこもり、家が傷みやすくなるので、必ず窓を開けて実際に風を通してみましょう。
その際、周囲の眺望と騒音にも注意しておきます。
【間取り】
部屋数や広さだけでなく、部屋の形によっても使いやすさが変わるので、家具を置いた状態をイメージしてみましょう。
部屋の開放感に大きく影響する天井の高さもチェックしておきます。
【収納スペース】
高さや扉の開き方によっても使い勝手が変わります。
【壁紙などの内装】
タバコのヤニやペットの臭いはなかなか取れません。
また、壁紙がよれている場合は建物自体がゆがんでいる可能性があります。
【水回り】
バスルームやトイレ、キッチンなどの使用感も確認ポイントです。
状況によっては、ハウスクリーニングやリフォームが必要になり、費用がかかる場合もあるためよく見ておきましょう。
【床や柱の歪み】
健康被害も懸念されるので、ビー玉を転がすか、できれば床や柱に水平器をあててみましょう。
心配な場合はホームインスペクションの利用をおすすめします。
【外壁や基礎】
ヒビが入っていると内部の鉄筋や木材が腐食するので、10年周期で戸建住宅なら外壁塗装などの対応が必要です。
10年を過ぎているのに何も対処していない物件には注意しましょう。
【ガスと排水の種類】
都市ガスかプロパンか、下水道か浄化槽かによって毎月の出費が変化します。
最後は戸建住宅の点検口の有無。ない場合は床下や屋根裏のチェックができないので、メンテナンスが行き届いていないと考えられます。
売主に聞くべきこと!
売主が居住中の建物であれば、内覧は直接売主へ質問できる良いチャンスです。
物件概要では伝わらない部分をしっかり質問してみてください!
【交通便】
交通便の良さは住むにあたり重要となってくる部分です。
物件概要に書かれている利用沿線・駅と徒歩分数だけではわからない
実際の交通事情を質問してみましょう。
【生活の利便性】
実際にその物件に住んで生活する人だけが知っている情報が必ずしもあるはずです。
【周辺環境】
物件概要では分からない周辺環境には、音や匂いの問題があります。
子どもがいる場合は、公園だけでなく
室内で子どもを遊ばせる施設がないかもチェックポイントになります。
売主と境遇が近しければそういった生の声も役に立つでしょう。
【近隣住人】
一戸建てなら隣近所や町内会の雰囲気なども聞いてみましょう。
【売却理由】
売主にぜひとも聞いておきたいのが売却の理由です。
プライベートな問題なのでかなり踏み込んだ質問にはなりますが、
もしその中古物件を気に入らずに手放すのであれば、
自分が購入すべきかどうかの判断材料にもなります。