不動産売却を成功させるノウハウNo.54
2021年11月11日
売却時に戻ってくる費用①
前回は、売却時に買主さんと精算する費用についてご紹介しました。
その他にも、自宅を売却すると戻ってくるお金もあります。
また、税金については数十万円という単位の還付が受けられる可能性もあります。
そこで今回は不動産の売却で戻ってくる費用について紹介します。
◆火災保険料
自宅の購入時に火災保険に加入していることが一般的です。
火災保険は、長期一括契約で契約すると、金額が安くなるため、一括で支払いをしている方が多いはずです。
保険契約の期中で売却する場合、長期一括で支払いをしている人は、売却時の保険を解約すると保険料が戻ってきます。
但し、保険料は保険会社に請求をしないと戻ってこないため注意が必要です。
保険を解約する手順については、
1.保険証書に記載されている保険代理店に、売買契約後に電話で連絡する
2.書類が郵送されてくるので、署名捺印して送り返す
3.後日、払戻金が振り込まれる
解約日は引き渡し日にするのが、一般的です。
電話した日の翌日以降であれば、いつでも解約日は設定できます。
不動産会社も助言を忘れてしまうケースが多く、自分で気を付けていないと漏れてしまう費用です。
金額は小額ですが、きちんと保険会社に解約の手続きをするようにしましょう。
◆銀行保証料
住宅ローンを組む際、保証会社に一括で保証料を支払っていた人は、抵当権の抹消に伴い残りの期間分の保証料が戻ってきます。
金融機関によって返金額や返金率が異なりますが、保証料の返還に関しては、抵当権の抹消手続きに伴い、銀行から提示を受けることが通常です。
住宅ローンを組む際に、保証料を支払ったかどうか、今一度確認しておきましょう。
これ以外にも、仮に不動産が高く売れなかった時に戻ってくる費用もあります。
次回はそれについて、ご説明します。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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