不動産売却を成功させるノウハウNo.62
2022年01月27日
どんな時に買取がいいの?
買取を依頼する場合どんなケースが多いのでしょうか?
よくあるケース
①現在の自宅を売却して、新しいお住まいを購入する(お買い換え)
②一般の方に評価されない物件
③特定の期日までに現金が必要になった場合
④周辺の方に知られず売却がしたい
この中で一番多いケースは、①のお買い換えの場合です。
不動産は高額の為、実際に購入を検討されている方は非常に慎重になるものです。
特にお買い換えの場合、売却と併せて、物件を購入する必要がありタイミングを合わせるのが、非常に難しくなります。
その為、一般の方向けに販売活動をしながら、場合によっては買取も検討していくことが重要となります。
実際に買取を利用されたお客様の例を出しながらご説明します。
Aさんの場合
Aさんはご自身の自宅マンションとお父様の戸建を買取業者に買い取ってもらい、そのお金でお住み替えをしました。
お住み替えのご事情はお父様の病気です。
特殊な病気の為、普通の病院では診察が出来ず、長年自宅から2時間かけて遠方の病院まで通っていました。
只、年齢を重ねるにつれ、お父様の通院が難しくなり、後々の介護の事も考え、Aさんは2つの自宅を売却し同居を計画されていました。
始めは一般の方向けに販売活動を行いながら、お住み替え先を探し始めましたが、条件に合致する物件が早々にみつかりました。
只、物件の購入をするためには、2つの自宅の売却が絶対条件です。
内覧は何件か入っていましたが、具体的なお話にはなかなか進んでなかった為、買取での売却を決意されました。
決意されてから、1週間で2つのご自宅の売却ができ、無事お住み替え先を購入することができました。
Aさんのケースでは当初より買取をご提案しておりました。
お買い換え先の条件がかなり厳しく、少ない数からお選びいただかなければならない為、当初より購入先が先に見つかった場合買取業者を使うことを念頭においていたのです。
最初は買いたたかれる印象が強く、あまり乗り気ではなかったですが、2つのご自宅の条件が若干特殊だった為、一般の方からは中々評価されづらく販売活動が思うように進みませんでした。
しかし、実際に買取業者が提示した金額は、お住み替えするには問題ない金額だった為、お買い換えができる結果となりました。
何をしてでも高くご売却したいという方は、買取はお勧めできません。
只、不動産のご売却を検討される場合、その次に何かしらのご計画があるかと思います。
一般の方向けの売却プランと買取の場合のプランを見比べ、無理のない売却プランを知ることが、不動産売却を成功させるコツです。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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