不動産売却を成功させるノウハウNo.73
2022年05月12日
住み替えはタイミングが命
前回、前々回と売却のさまざまな理由をご紹介しました。
その中で一番多い理由が、「住み替え」です。
住み替えようかな、と検討し始めたときに気になることのひとつが、「住み替えるためには、売却と購入、どちらを先に進めた方がいいのかな?」ということ。
住み替えには、「家の売却」と「新居の購入」という、2つの大きなイベントがあります。
この2つをタイミングよく行わなければ、引越しの手間が倍増する「仮住まい」や、ローン返済金額が跳ね上がる「二重ローン」などが必要になる可能性があります。
逆にいえば、売り買いをタイミングよく行うことで、仮住まいや二重ローンなどの手間やリスクを減らすことができるのです。
今回から、手間も費用も最小限に、タイミングよく住み替えるコツをご説明していきます。
代表的な3つの住み替えの流れを紹介しつつ、気を付けるべきポイントや活用できるサービスも紹介するので、是非ご参考にしてください。
住み替えには、「家の売却」と「新居の購入」という2つの大きなイベントがあります。
この2つのうちどちらを優先して進めるかによって、
・売却を優先する「売り先行型」
・購入を優先する「買い先行型」
・両方を同時に進める「売り買い同時進行型」
上記の3パターンに分けられます。
まず結論から述べますが、最もスムーズに住み替えられる方法は「家の売却」と「新居の購入」を同時に進める「売り買い同時進行型」です。
現在の家の引き渡し日と新しい家への入居日を合わせられれば、単に引越しをするだけで住み替え完了となります。
「家は売れたけど新居は決まっていない」という場合は仮住まいが必要になりますし、あるいは「新居は決まったけど家は売れていない」という場合は二重ローン(ダブルローン)が必要になることがあるため、住み替えにおける家の売り買いは同時進行が理想的だといえます。
しかし、家を売却できるかどうかは、買ってくれる人が現れるか否かに懸かっています。
タイミングを思い通りにコントロールすることは容易ではありません。
また、納得のいく物件探しにも時間と手間がかかります。
理想的な住み替えは「家の売却と新居の購入を同時進行で進めて、同じ日に退去・入居する」というものですが、実際には売却と購入のどちらかを優先するケースが多くなります。
次回から、家を売ってから新居を買う「売り先行型」と、新居を買ってから家を売る「買い先行型」、それぞれの特徴とタイミングよく住み替えるポイントをご説明します。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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