不動産売却を成功させるノウハウNo.74

2022年05月26日

売り先行型のメリット・デメリット

 

家の売却を優先する「売り先行型」は、最も一般的な住み替えパターンです。

住み替えを検討する人の多くは、住んでいる家の住宅ローンがまだ残っています。

そのため、「家を売ったお金で残債を一括返済し、次の家を買う」という流れが一般的なのです。

ただし売却を優先した場合、次に住む家を急いで決める、あるいは仮住まいを探す必要が出てきます。

この手法でタイミングよく住み替えるためには、不動産会社の協力を得て、売却と購入の決済を同時に行う必要があります。

売り先行型の具体的なメリットとデメリットを、詳しく説明していきましょう。

 

売り先行型のメリット:売却で妥協せず、資金計画をしっかり立てられる

売却を優先する場合、売却益をそのまま購入資金に充てることができます。

そのため、新居購入の資金計画を立てやすいことが魅力です。

売却よりも購入を優先した場合、査定額を参考にして資金計画を組みますが、査定額と実際の売却価格は必ずしも同一ではありません。

「家を売ったお金でローンを一括返済しようと思っていたのに、査定より低い価格でしか売れず完済できなかった」など、資金計画に大幅なずれが生じることもあります。

しっかりと資金計画を立てたい人にとって、売り先行型の「いくら購入資金に充てられるのかが明確になる」という点は、大きなメリットとなるでしょう。

また、売り急ぐ必要がない、という点もメリットのひとつです。

新居を購入済みで入居日が決まっている場合など、「この日までに売る」という明確なリミットがある物件では、ついつい「期限もあるし、希望額には届かないけど売ってしまおう」と妥協しがちになります。

しかし売り先行の場合は、必ずしも「この日までに売らなければならない」という明確な期日はありません。

そのため、不本意な値下げも起こりづらいといえます。

 

売り先行型のデメリット:仮住まいが必要になる可能性がある

その一方で、売り先行型のデメリットとしてたびたび挙げられるのは「仮住まい」の問題です。

売却した家の引き渡し日までに新居を決めて入居できればよいのですが、都合よく新居が見つかるとは限りません。

数日程度であればホテルやウィークリーマンションという選択も可能ですが、長くなるのであれば賃貸物件を借りる必要が出てきます。

仮住まいとして賃貸物件を借りると、半年で100150万円ほどの出費となる上に、引越しを2回することになります。

手間も出費も大きなものとなるので、「いかに仮住まいを避けるか」が売り先行型でタイミングよく住み替えるポイントだといえます。

 

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本日は以上となります。

次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。

 

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