不動産売却を成功させるノウハウNo.83
2022年10月15日
買主さんの気持ちになって考えよう④
今回は、買い手が中古物件を選び、買う理由「③買うタイミングが来た」を掘り下げてみたいと思います。
中古物件売買のタイミングには次の2つが挙げられます。
①購入検討者が住み替えたい「タイミング」
②売却する物件を引き渡す「タイミング」
①は「結婚する」「子供が生まれる」といった買い手の事情です。
②は売る側の事情で、中古なら現在居住中かどうか、引き渡せるタイミングはいつか、新築であれば竣工の時期と引き渡しができる時期です。
中古を選ぶ理由として「新築より安いから」がありましたが、新築の販売は、物件が竣工する1.2年前から行うことがあります。
そのため、売買契約をしてから引き渡しまで1年以上と言うことも往々にしてあります。
「早く引っ越したい」というせっかちな購入検討者は、新築よりも中古の購入を検討します。
この「早く引っ越せる」というのは、実は中古の大きなアドバンテージなのです。
新築でも中古でも、契約時に手付金を支払います。
手付金の金額は、一般的には物件価格の5%から10%ほどなので、5000万円の物件であれば250万〜500万円の金額になります。
新築での引き渡し時期が1年先だとすると、その金額をキャッシュで用意し、かつ支払った手付金には利息もつきません。
現金を長期間寝かせる必要が出てきます。
一方、中古の場合は契約から1ヵ月から2ヶ月で引き渡しができます。
購入する側のタイミングや考え方によって、中古は選ばれる理由になり得るのです。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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