不動産売却を成功させるノウハウNo.87
2022年12月17日
不動産会社の業務STEP2:レインズに登録する
作成したマイソクを、レインズに登録します。
レインズに関しては、以前ご説明しました。
不動産会社は、預かった物件をレインズに登録する義務があるのです。
専属専任は5日間、専任は7日間以内にレインズに登録します(一般媒介ではその義務はありません)。
登録はインターネットを使って行うのが一般的です。
ネットを利用していない昔からの不動産会社などは、この機能をうまく使いこなせないことがあり、完全に時代遅れとなっています。
レインズの登録フォームには細かい必須の記入項目があり、それに従って入力をしていきます。
しかし、マイソクや写真の登録は任意となっています。
実は、驚くことに「マイソク」をレインズに登録しない会社もあります。
これは、他社へ情報を紹介しようとする意思がない証拠と言えます。
マイソクが登録されていれば、どの不動産会社でもレインズ上からダウンロードすることができます。
しかし、登録されていないと、「マイソクを送ってください」と売主さん側の不動産会社に連絡し、FAXなどでもらうしかありません。
FAXで取得したマイソクは白黒で、汚いことはいうまでもありません。
このようなものを渡される購入検討者は、マイソクを見て「実際に内覧してみたい」とは思わないでしょう。
ですから、顧客(売主さん)目線に立つのであれば、カラーで見やすいマイソクを登録しておくのが当然です。
売主さんは依頼した不動産会社に自分の物件のマイソクを見せてもらいましょう。
そこで「見せられません」という会社であれば、媒介契約を解消した方がいいと言えるでしょう。
また、レインズへのマイソク登録の有無を確認する方法をお伝えします。
販売を委託している会社からレインズの「登録証明書」を受領してください。
登録証明書の下部に、図面の登録についての記載が出ています。
ここで「図面の登録・無」という場合には、図面(マイソク)をレインズ上で公開していないことになります。
只、登録証明書発行後に図面を削除されてしまうと把握しようがありません。
その場合、自身の物件が掲載されているか、レインズを直接確認する方法があります。
2016年1月から、売主さん限定で自身の物件がちゃんと掲載されているか、レインズを確認できるようになりました。
下記URLから確認できますので、販売活動中の方は一度確認してみてください。
次回は「STEP3広告をする」について、詳しくお話したいと思います。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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