不動産売却を成功させるノウハウNo.95
2023年05月13日
いよいよ自宅を売りに出そう
売却開始価格も決定し、不動産会社と媒介契約も締結しました。
いよいよ、ご自宅が依頼した不動産会社により売りに出ました。
そして、売りに出してからの大切な第一ステップを迎えます。
それは「購入希望者の内覧」です。
自宅を売りに出して、「買主さんが見ないで買う」ということはまずありません。
買主さんは、現物を見てからしか買いません。
つまり「購入希望者が内覧に来る」というのは、売るための非常に大切なステップなのです。
まず内覧に来てもらわないと売れないのです。
仮に不動産会社と媒介契約を締結した場合、どのようなルートや流れで内覧が行なわれるかということについて説明していきましょう。
①不動産会社に、すでに購入希望者がいる
これは絶対にないことではありませんが、かなり少ないケースです。
こういう場合であれば、不動産会社は媒介契約を締結すれば、すぐにそのお客さんに物件情報を紹介して内覧に来られることでしょう。
②他の不動産会社の見込み客、または他社のチラシを見た購入希望者が内覧を行なう
「売却を依頼した不動産会社と一緒に他の不動産会社が内覧に来ている」という場合は、この②のケースです。
ほとんどの場合はこちらのケースとなります。
不動産会社は媒介契約を締結した後、専任媒介契約であれば媒介契約締結の日から7営業日以内、専属専任媒介契約であれば5営業日以内に「レインズ」に物件情報を登録する義務があります。
専任媒介契約にはこのような規定があるため、たいていの場合、不動産会社は媒介契約を締結後速やかに物件情報をレインズに登録します。
すると、翌日もしくは翌々日にはご自宅の物件情報が「新着物件情報」として、レインズに登録している多数の不動産会社に配信されます。
不動産会社は、新着物件情報に目を光らせています。
なぜなら、自分のところに見込み客がいても「希望する物件」がなければ絶対売れないからです。
だから自社のお客さんに紹介できる物件が登録されていないかと、新着物件情報には目を光らせているのです。
新規に登録されたご自宅の情報が「これはお客さんに紹介できる」という情報であれば、購入希望者を持っている不動産会社は売却を依頼している不動産会社に電話して「お客さんに紹介していいか?内覧に連れて行ってもいいか?」という確認を行ない内覧に来ます。
他社のチラシに掲載されたものを見て、内覧に来る場合も同じです。
他社のチラシ掲載、広告の方法については、もちろん事前に依頼先の不動産会社のところに確認の連絡が行きます。
ちなみにこういった確認事項について、他の不動産会社から直接売主さんに連絡が入ることありません。
必ず売却を依頼した不動産会社を通して連絡があります。
自宅を売るためには、まずは内覧に来てもらうことが大切です。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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