不動産売却を成功させるノウハウNo.80
2022年09月08日
買主さんの気持ちになって考えよう①
ご自宅を買う人、つまり中古物件を買う人の購入理由を考えてみることで、売却を成功に導くヒントが見えてきます。
「購入されるターゲットは、どのような人ですか?」という質問を、不動産会社の担当者にしてみましょう。
この質問は、売却戦略を立てるうえで、まさに鍵になる質問であり、これに対して満足な回答がなければ、その担当者は真剣に取り組んでいない可能性が高いです。
売り手にとって、買い手の都合などあまり関心がないというのが本音かもしれませんが、どれほど重要なテーマかということをご理解いただき、以下をお読みください。
買い手が中古物件を選び、買う理由は、大きく3つあります。
①新築より価格が安い
②そのエリアに住みたい(地域重視)
③買うタイミングが来た
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①新築より価格が安い
中古物件は、同じエリアの新築と比較して割安であることが一般的です。
ただ、あくまでも新築にこだわるのであれば、エリアを広げて探せば良いだけです。
少しだけ遠くへ行けば、同じ予算で新築を買うことができるのです。
また、部屋の広さを小さくしたり1階を選ぶなど、価格が安い新築のタイプを狙うという方法もあるでしょう。
そういったことをせず、あえて中古物件を買う人は、「エリア」「広さ」「間取り」などを妥協せずに買いたい人なのです。
新築の豪華なモデルルームや、綺麗なパンフレットに惑わされる事なく、シビアに物件を見極めて購入しようとしている人なのです。
それだけ厳しい目を持っている人たちだと言うことを、まず知っておく必要があります。
次回は「②そのエリアに住みたい(地域重視)」について、ご説明します。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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